ご注意ください! 解体工事でよくあるトラブル
注意したい4つのトラブル
- トラブル1 騒音やキズ・破損によるご近所トラブル
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解体工事にはある程度の騒音やホコリがつきもの。そのため、事前に近隣の皆様へ工事の説明に伺い、ご理解をいただくことが大切です。業者がこれを怠るとさまざまなクレームにつながるケースも。「千家工業」では、着工前にはしっかりとご挨拶を行い、養生シートで建物を囲うなどの対策を立てて工事に備えます。
- トラブル2 予期せぬ事故の発生が招くトラブル
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「隣接している建物に誤ってキズをつけてしまった」「屋根瓦を取り外している際、歩行者がいるところに瓦を落としてしまった」。解体工事では、こうした事故がいつ起きるとも限りません。「千家工業」では、安全確認を徹底しトラブルを防止。万が一事故が発生してしまった場合には、100%の保証をお約束します。万が一、第三者に対する保険に関しても保証は万全です。
- トラブル3 追加請求や不法投棄によるトラブル
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残念なことですが、解体工事の業界にも悪質業者と呼ばれるところは少なからず存在します。工事が完了した後、事前に知らされていない追加工事や家具などの処分費用の要求、違法行為と知りながら廃棄物を不法投棄する業者まであります。見積もりの段階で、最終的な費用をしっかり伝えてくれる業者を選ぶように心がけましょう。
- トラブル4 伝達ミス・複数業者が関わることによるトラブル
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施工前の担当者と現場で動くスタッフとの間で連絡ミスがあり、事前に打ち合わせた範囲を超えて解体工事が行われてしまったり、工事に遅れが発生し工期が大幅に遅れてしまったりなど、解体工事にはさまざまなトラブルが発生する可能性があります。「千家工業」では、自社一貫による対応により、こうした事態が発生しないよう細心の注意を払って解体作業を進めています。
本当にあった! 解体工事トラブル
- 事例1 解体工事は料金と品質のバランスが大切
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某日、3階建てのマンションの取り壊しのお見積もりを承りました。結局そのお客様は弊社よりも2~3割安い他社をお選びになったのですが、その後大きなトラブルに発展してしまった、という話を耳にしました。聞くところによると、対象の建物は10階建てのマンションに囲まれた狭い土地にあり、道路の使用状況や騒音、粉塵などが原因で近隣の住民から多くのクレームが発生してしまったそうです。
どうしてこんなことが起こったのか話を聞いてみると、どうやら解体工事を行ったその業者は、現場作業のほとんどを外国人スタッフにまかせていたのだとか。日本には日本の礼儀やマナーというものがあります。それを海外から来た作業員が覚えるのには、やはり長い時間と大きな手間が必要でしょう。もしかすると、その業者はこうした研修を怠っていたのかもしれません。
業者の中には、こうした手法によってコストを削減し、料金を低くしているところもあります。しかしそのせいでトラブルが起こってしまうのだとしたら、考えものかもしれません。解体工事に品質と価格のバランスが大切なのだといえます。
- 事例2 責任ある施工が信頼を生む
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数年前、弊社は大規模な案件の見積もりに参加しました。最終的に、他社が破格の安値で落札。それで終了かと思われたのですが、後に大きな地震が発生してしまいます。しばらくして、たまたま弊社スタッフがその現場の近くを通りかかったときに、思わぬ事態を目にします。なんと、すでに終わっているはずの解体工事がほとんど手つかずで残っていたのです。
後日、関係者にお話を聞いてわかったのですが、どうやら案件を引き受けた業者で働いていた外国人スタッフが、震災の後にそれぞれの国へ帰ってしまったそうです。そのせいで人手が足りなくなり、長期間停滞。最後は日本人スタッフによって、工事を完了したようです。
結局、お客様にとっては工期遅れが、業者にとっては想定外のコストがかかってしまう結果となってしまったという訳です。外国人スタッフを使うことは悪いことではありませんが、責任ある工事を期待するのであれば、やはり日本人が多数を占める業者に頼むのが安心なのかもしれません。